横手市で平屋の新築を建てる前に知っておきたいこと
平屋は今、幅広い年代に人気の1階建ての住宅です。
このコラムでは、横手市で平屋の新築を検討している方に向けて、土地の選び方や費用・予算の組み方、デザインや間取りのポイントなど、新築する前に知っておきたい様々な情報をお伝えします。
目次
横手市での平屋の新築に適した土地の選び方
平屋を新築するための土地をまだ持っていない方は、まずは土地探しから始めましょう。
平屋は2階建てや3階建てと比べて、広い敷地が必要になるケースが多いため、土地の広さや形状は事前に確認しておく必要があります。
一般的には土地の形状は正方形や長方形など比較的整った土地が望ましいですが、延床面積が小さくコンパクトな平屋を建てるのであればそこまで細かく気にする必要は無いでしょう。
一方で、平屋は2階建てに比べて水害に対しては弱く、床上浸水すれば逃げ場がなくなってしまいます。
水害を止めることは難しいですが、土地選びの段階でしっかりと候補エリアのハザードマップを確認することと、高台や避難所に近い土地を選ぶことが大切です。
ここでポイントとなるのは、土地を自力で探したり、不動産屋で探すのではなく、平屋建築のプロ、つまり住宅会社に相談して土地探しをしてもらうことです。
平屋を建てるのに向いている土地や、候補エリアのハザードマップ、近隣状況など、新築のための土地に必要な専門性の高い条件を全て考慮したうえでの提案がもらえます。
また、購入した後に実は希望する平屋が建てられない土地だった、という事態も防ぐことができ、安心して土地探しからの平屋の新築をスタートできます。
一方で、複数の住宅会社に問い合わせると、それぞれの会社とやり取りが発生し、対応が増えて煩雑になります。
信頼できる1社に窓口を絞ることで、家づくりのための限られた時間を有効に使うこともおすすめです。
横手市での平屋の新築にかかる費用や予算の組み方
次に、平屋の新築にかかる費用や予算の組み方について見ていきましょう。 平屋の費用は一概には言えませんが、一般的には2階建てよりも坪単価が高くなる傾向があります。その理由は以下の通りです。
- 敷地面積が広くなる傾向にあり、その分土地代や外構費用が高くなる
- 同じ坪数の2階建てと比べて基礎や屋根も広くなる傾向にあり、工事費用や材料費用が高くなる
これらを踏まえて予算を組む際には、以下の点に注意した方がよいでしょう。
- 建物面積と敷地面積のバランスを考える
- 予算が限られている場合は無駄な空間を減らしてコンパクトな造りにする
- 費用対効果の高いデザインや仕様を選ぶ
また、自己資金と住宅ローンのバランスを見極めることも肝心です。
自己資金は多ければ多いほど良いですが、物件価格の10~20%程度を用意しておくと安心でしょう。
住宅ローンは返済期間や金利などを比較検討し、無理のない範囲で借り入れることが大切です。
一方で、弊社マスターピースでは自己資金が0円でも、無理のない資金計画で平屋の新築を叶えられたお客様も多数いらっしゃいます。
ご自身の資金計画も含めて、一度住宅会社に相談してみるのが理想の平屋づくりへの近道です。
平屋って高いの?
前章で、一般的には平屋と同じ坪数で2階建てを建てた時などは、2階建てよりも平屋の坪単価が高くなる傾向にある旨とその理由について少し触れましたが、この章では少し深堀りをして説明していきます。
一般的に言われている例として、延床面積30坪の総2階建てのお家と平屋を比較した場合のイメージが下記の通りです。
図の2階建てと平屋の屋根部分と敷地部分に着目すると、2階建ては屋根部分や敷地部分との接地面積が15坪となっているのに対し、平屋は接地面積が30坪となっています。
このことから、平屋は接地面積が増加した分だけ、屋根・基礎の工事や材料費用が2階建てに比べて2倍かかることになります。
また、建物面積が増加する分、必要となる敷地面積(土地面積)も増えることになりますので、その分土地代金が増加します。これが平屋の坪単価は高くなる傾向があるといわれる理由です。
一方で、工夫次第では平屋の価格を抑えることは可能です。例えば下記のような方法があります。
- 部屋の大きさや部屋数などの間取りを工夫する
廊下やデッドスペースを極力減らし、居室や収納スペースに充てたり、物干しや収納のためのスペースを単独で作るのではなく、兼用できる間取りにするのも有効です。
- 屋根形状を工夫する
勾配にもよりますが、陸屋根や片流れ屋根を採用することで施工費の節約につながります。
そもそも、2LDKでコンパクトな間取りの平屋を希望している方にとっては、平屋でも十分に価格を抑えることは可能です。
また、「主寝室は寝るだけの部屋だから広くなくてもいい」「くつろぐ場所はリビングだから、各部屋にテレビなどを置くスペースは不要」など、それぞれの部屋の活用方法を見直し、それを間取りに反映できれば無駄な出費を防ぐことができます。
横手市での平屋の新築におけるデザインや間取りのポイント
最近の平屋住宅はスタイリッシュなデザインや間取りのものが多くなってきています。
平屋は構造的に自由度が高く、大空間や大きな開口部をつくりやすいため、開放感や明るさを感じられるデザインが人気です。
また、屋根裏を活用してロフトをつくったり、テラスや庭を設けて屋外とのつながりを強調したりすることもできます。
一方で、間取りには工夫が必要です。 平屋はすべての空間がワンフロアにあるため、家族とのコミュニケーションがとりやすい反面、プライバシーが確保しにくいというデメリットがあります。
また、1階部分にすべての空間があるため、日当たりや通風、プライバシーなども重視したいポイントです。
以下のコラムにて、横手市でおすすめのオリジナル間取りプランを紹介していますので、合わせてご覧ください。
>コラムを読む
横手市で理想の平屋を新築するための住宅会社の選び方
最後に、横手市で理想の平屋を新築するためには、どのような住宅会社を選ぶべきなのでしょうか。
平屋は一見シンプルなようですが、実は設計や施工に高い技術と経験が必要な住宅です。
また、コンパクトな平屋住宅の建築となると、一部の工務店では職人などの人材確保や工期、2階建てと比較したときの利益率などの問題でそもそも請負ができず、工務店側の都合で建築をお断りするという事例もあるようです。
そのため、以下のようなポイントをチェックして住宅会社を選ぶことが大切です。
- 平屋の建築を得意としている住宅会社かどうか
- 平屋の施工事例が豊富かどうか
- 設計力や提案力があるかどうか
- 品質や保証がしっかりしているかどうか
- 平屋の費用や予算に合わせて対応できるかどうか
これらのポイントを踏まえて、複数の住宅会社で見積もりやプランニングを依頼し、比較検討することがおすすめです。
横手市で平屋を建てる方におすすめの動画
ここでは、動画で見られる平屋の施工事例についてご紹介します。
こちらに掲載している動画のお家は全て、弊社マスターピースで設計施工した平屋です。
横手市で平屋のお家づくりをされる際に、ぜひご参考にご覧ください。
- 屋根裏を15.5帖分の納戸として活用した平屋事例
- 吹き抜けが開放感のある平屋事例
まとめ
ここまで、横手市で平屋の新築を建てるなら知っておきたいことについてお伝えしてきました。
平屋は敷地条件や間取りなどに工夫が必要な住宅ですが、その分、快適さや開放感、個性を感じられる魅力的な住宅でもあります。
弊社マスターピースは秋田県横手市にある地域密着型の住宅会社で、平屋住宅に関する豊富な施工実績を持ち、お客様のご要望に合わせて最適なプランニングができます。
また、新築平屋のための土地探しから資金計画、設計、施工、アフターメンテナンスまでトータルでサポートいたします。
横手市での平屋住宅の新築に興味がある方は、ぜひマスターピースへお気軽にお問い合わせください。