年収300万円でも住宅ローンは組める?目安借入額と審査に通るコツを紹介

年収300万円でも住宅ローンは組める?目安借入額と審査に通るコツを紹介

一般的には、年収300万円でも住宅ローンを組んでマイホームを建築することは可能です。
住宅金融支援機構の2021年度調査によると、長期固定金利住宅ローン「フラット35」利用者の世帯年収は全国平均で608万4,000円(※)で300万円のほぼ2倍になっています。

このデータを見ると、年収300万円で住宅ローンを組むのは厳しいと感じてしまうでしょう。
実際、審査が通りやすいとはいえず、平均水準以下の年収でローンを組むのは簡単ではありません。しかし、絶対に不可能なわけではなく、例え年収が300万円でも住宅ローンの借入は可能です。

この記事では、借入可能額の算出方法や現実的な借入額の目安、主な住宅ローンや審査を通すためのコツなど、年収300万円で住宅ローンを組む方法について紹介します。「年収300万円でも自分の家を諦めたくない」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

※参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査2021年度集計表」
https://www.jhf.go.jp/about/research/2021.html

コラム コラム

年収300万円でも住宅ローンは組める

結論として、年収300万円であっても住宅ローンは組めます。なぜなら、住宅ローンの審査は単純に借入金額や年収だけで決められるわけではないからです。

住宅ローンで大きなポイントになるのが年収に占めるローンの返済額の割合である返済負担率(返済比率)で、年収300万円でも返済負担率が基準以下ならローンを借りられる可能性が高くなります。

購入する物件は、収入に見合った現実的な価格にする必要はあるものの、年収300万円だからといって必ずしも審査に受からないといえないのです。

 

年収300万円の借入可能額の算出方法

年収300万円で住宅ローンを利用する場合、どれくらいの金額を借り入れられるのでしょうか。年収300万円の借入可能額を算出する方法を解説します。

 

「年収倍率」から算出する

住宅ローンの借入可能額を算出する場合には、2つの目安があり、その1つが「年収倍率」です。年収倍率は購入する物件の価格と住宅ローン利用者の年収の比率によって計算され、以下の式で求められます。

 

年収倍率=住宅購入価格÷住宅ローン申込時点での利用者の年収

 

年収は手取りではなく、税金や社会保険料を差し引く前の総支給額が使用され、金融機関によっては副業収入の合算も可能です。同じ物件を購入する場合でも、年収が高いと倍率が低くなり、ローンを組む上では有利になります。

 

「返済負担率」から算出する

もう1つのポイントとなる数値が返済負担率です。先ほども少し説明した通り、年収に対してローンの年間返済額に充てる割合を示した比率で、次の式で計算されます。

 

返済負担率=(年間返済額の合計÷住宅ローン申込時点での利用者の年収)×100

 

年収にはボーナスや給与を全て含めた総支給額が使用され、年間返済額には住宅ローンだけでなく、その他のローンや、クレジットカードの分割払い、カードローン、スマホなどの割賦払いなど全ての借入金が含まれるため注意しましょう。ローンの審査を通すための負担率は25~35%とされています。

 

年収300万円で住宅ローン審査を通すコツ

 

年収300万円で住宅ローンを利用する際、不安になるのは、きちんと審査が通ってくれるかではないでしょうか。ここからは、年収300万円で住宅ローンの審査をスムーズに通すコツを解説します。

 

配偶者の収入を合算して借入可能額を増やす

結婚していて相手にも所得がある場合には、配偶者の収入を合算すると借入可能額を増やせます。例えば、夫の収入が300万円でも、妻に100万円の収入があれば、世帯収入は400万円で100万円増えるため、年収倍率の面で有利になり、より審査を通しやすくなるのです。これを収入合算と言い、申込者は夫か妻のいずれかになり、支払いは一方の口座でまとめて行われます。

 

頭金を多く支払って元本を減らす

住宅購入時の頭金を多めに払って元本を減らせば、借入金額が少なくて済むようになり、審査に通りやすくなります。例えば、1,500万円でローンを組みたいけれど審査が通らない場合、300万円の頭金を払えば借入額は残りの1,200万円となり、審査基準が緩和されて、融資を受けやすくなるでしょう。

高額の頭金を用意できれば、貯金などをしっかりしている人と見なされ、金融機関からの評価も高くなります。また、借入額が減れば、月々の返済が楽になって収入面でのゆとりも大きくなるため、途中で返済が難しくなるリスクを低減できるのもメリットです。

 

「借入目安額」の範囲で土地探し・家選びを行う

借入目安額の範囲内で土地や住宅を選べば、住宅ローンの審査で落ちる危険性を減らせます。年収300万円の借入目安額は算出方法にもよるものの、最大で3,000万円程度になることが多いです。

審査を通したい場合は、前もって自分の借入目安額はいくらかを把握しておき、安全な金額を越えない範囲で予算設定することが大切です。また事前に家づくりのプロにご相談いただくことで理想の家づくりを始める第一歩にもなりますので、住宅ローンでお悩みであれば一度マスターピースにご相談ください。

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秋田県の主な住宅ローンまとめ

ここからは、実際に秋田県で家を建てたいと考えている人のために、秋田県内で借りられる主な住宅ローンを紹介します。秋田県で住宅ローンを取り扱っている主要な金融機関等は次の7つです。融資限度額や期間などのデータをまとめたので、参考にしてみてください。

※秋田県や東北エリアの住宅ローンの融資期間は「45年」が主流になるため、下記データは目安としてご活用ください。

 

金融機関名ローン名融資限度額用途最長融資期間
秋田銀行住宅ローン「フルサポート」

(標準タイプ)

5,000万円・新築

・増改築

・中古住宅

・土地購入

・借り換えなど

金利選択型:35年

金利固定型:30年

北都銀行北都住宅ローン1億円・新築

・増改築

・中古住宅

・土地購入

・借り換えなど

35年
秋田信用金庫あきしん住宅ローン1億円・新築

・増改築

・中古住宅

・土地購入

・借り換えなど

50年
羽後信用金庫うごしん住宅ローン8,000万円・新築

・増改築

・中古住宅

・土地購入

・借り換えなど

35年
東北労働金庫ろうきん住宅ローン1億円・新築

・増改築

・中古住宅

・土地購入

・借り換えなど

40年
JA秋田なまはげJA住宅ローン(一般型)1億円・新築

・増改築

・中古住宅

・土地購入

・借り換えなど

40年
住宅金融支援機構フラット358,000万円・新築

・中古住宅

35年

 

失敗しない土地探しのコツ

住宅ローンを組む際は、借入額の範囲内で土地探し・家選びを行う必要があります。安い土地を探し、比較的費用を抑えて建てられる「ローコスト住宅」を建てたいと考える方もいらっしゃると思いますが、いくつか注意すべき点、探す際のコツがあるため、下記で紹介していきます。

 

・「安い」「直感」を根拠に土地を購入しない

・ハザードマップを確認する

・自社分譲地を保有するハウスメーカー・工務店で家を建てる

 

当たり前ではありますが、「安い土地」「相場に比べて割安な土地」には必ず安い理由があります。安い理由を突き止めることなく土地を購入して建物を建ててしまうと、後になって様々な問題が発覚し、後悔することになるでしょう。安い土地の中には、例えば「洪水・浸水などの自然災害リスクが高いエリア」や、「道路幅が狭い・騒音が酷いといった生活トラブルが多いエリア」が含まれていることがあります。安い土地にはこうした何らかのトラブルが潜んでいることが多いため、非常時に安全に住まいに留まることができるか、普段から安心して暮らすことのできるエリアかどうか、を調べることが重要です。

 

また、年収300万円の方が土地探しを行う際は、土地・建物もそれぞれ費用を抑えることが求められます。そのような場合に上記のリスクを考慮して土地を探すのは至難の業といえます。そこでおすすめしたいのが「自社分譲地を保有するハウスメーカー・工務店で家を建てること」です。自社で土地を保有するハウスメーカー・工務店に家づくりを依頼すれば、土地や建物に関する瑕疵 [かし] の多くを事前に回避できる可能性が高まります。自社分譲地で建てる物件のため、「施工費用を抑えた家づくりがしたい」など、要望が通りやすくなるのも特徴です。

 

マスターピースでは、秋田県の人気エリアの自社分譲地をお客様に紹介することができます。土地・建物の安全性や費用を気にされる方は多いですが、日々の暮らしを具体的にイメージすればするほど、日々の通勤や通学、買い物のしやすさといった利便性も譲れない要素になります。その点、マスターピースの土地探し・家づくりでは、秋田県内でも人気のエリアに自社分譲地を保有しているため、エリアの利便性は土地選びの段階で担保しつつ、理想の住まい・家づくりをじっくり考え抜くことができます。

 

秋田県内で土地探し、家づくりを検討されている方は、是非一度マスターピースにご相談ください。土地探しのプロが圧倒的な情報の中からお客様にぴったりの土地をお探しいたします。

 

「マスターピースの土地探し」を知る!

 

まとめ|秋田で家を建てるならマスターピースにご相談ください

年収300万円でも条件さえ満たせば住宅ローンの借り入れは十分に可能です。年収が気になり、マイホームをあきらめてしまっている方も、ぜひ本記事の内容を参考に住宅ローンの利用を検討してみましょう。

 

秋田県で家を建てたいと考えている方は、ぜひマスターピースにご相談ください。マスターピースは、設計・デザインから施工、インテリアまで家づくりを総合的にコーディネートしています。ワンストップで家づくりを行うからこそ、さまざまな要望やこだわりにもきめ細やかに対応でき、予算を抑えながらでも、お客様にとっての理想的な住宅をご提案できます。

 

過去の施工事例から、年収300万円の方でも安心・安全な家づくりが行えるよう丁寧にアドバイスを行っています。

 

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