大仙市で家を建てるなら知っておきたいこと
大仙市は秋田県の内陸南部に位置し、自然豊かなエリアです。一方で、秋田新幹線の停車駅となる大曲駅あるため、都市部への交通の便が良い地域でもあります。
大仙市で家を建てる場合、どんな特徴や住宅事情があるのでしょうか? また、家づくりにかかる費用やポイントはどのようなものがあるのでしょうか?それでは、見て行きましょう。
大仙市の特徴や住宅・土地事情
大仙市は、2005年に大曲市、神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、南外村、仙北町、太田町の1市6町1村が合併して誕生しました。2023年10月時点で人口は約7万3千人で、秋田市、横手市に次いで県内第3位です。
大仙市の米の収穫量は国内屈指で、水稲を中心に枝豆やアスパラガスなどの特産品もあります。また、日本三大花火大会の1つである「大曲の花火」や国重要無形民俗文化財「刈和野の大綱引き」など、伝統や文化にも魅力があります。
大仙市の住宅・土地事情としては、以下のようなものが挙げられます。
- 土地価格は比較的安い方
大仙市の土地価格は、秋田県内でも比較的安い方です。
例えば、2023年の秋田県の市町村基準地価ランキングによると、1位の秋田市が平均約13万4千円/坪に対し、大仙市は8位で平均約3万7千円/坪でした。
- 移住者向けの住宅支援制度が充実している
2023年10月現在、大仙市では移住・定住しようとする方に対し、建売住宅を含む新築住宅の取得経費の一部を、最大200万円まで助成する住宅取得支援事業があります。
また、こちらも移住者向け制度ではありますが、定住の目的で県外から大仙市へ移住する際の引越し費用や、除雪道具の購入費用の補助支援も行っています。
大仙市で家を建てる場合の費用の目安
大仙市で家を建てる場合の費用の目安は、土地代(土地価格)と建物代に分けて考えることができます。
土地代(土地価格)は、同じ大仙市でもエリアによって大きく異なります。
例えば2023年の公示地価を見ると、大曲駅近くの大花町付近は約9万2千円/坪でした。
一方、旧南外村付近では約1万5千円/坪となっています。
例えば、大花町エリアに50坪程度の土地を購入する場合は、このエリアの過去の取引価格を鑑みて500~700万円前後と、幅をもって考えておくと良いでしょう。
もちろん、立地条件や形状などによって個々の物件で価格は変動しますので、参考程度にお考えください。
建物代については、建築する住宅の規模や仕様、工法などによって変わります。
ただ、国土交通省の建築着工統計調査によると、2019年度の大仙市の居住専用住宅の平均的な建築費用は1㎡あたり約16万円(約53万円/坪)でした。
2021年頃からのウッドショックの影響などで全国的な資材高騰などもあったため、それらの影響も考慮すると、大仙市で30坪の注文住宅を建てる場合の建物代は、約1900万円前後を目安として考えると良いでしょう。
ただし、これはあくまで目安であり、各ハウスメーカーや工務店によって価格やサービス内容は異なりますので、比較検討することが重要です。
また、土地代と建物代以外にも、諸費用として地盤改良費用や登記費用、仲介手数料や税金などがかかります。
これらの諸費用は物件価格(土地代+建物代)の3~9%程度と言われていますが、ケースバイケースですので、詳しくは住宅会社に相談することをおすすめします。
大仙市で家を建てる際のポイント
大仙市で家を建てる際のポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 土地の選び方
土地選びでは、用途地域や容積率・建ぺい率などの法的制限や、地盤の状態や水はけなどの自然条件を確認することが大切です。
大仙市は積雪量もそれなりに多く、気候によっては積雪量の多い年となったり少ない年となったりする場合もあるため、雪への備えはあった方がよいでしょう。
付近の生活道路に除雪車が通るかどうか、雪寄せができる土地の広さなのか、場所によっては消雪道路が整備されている土地もあるので、そういった点の確認も必ずしておきましょう。
また、周辺環境や生活施設の充実度も重視しましょう。
- 雪対策や断熱性能などの性能面にこだわる
大仙市で家を建てる際には、雪対策や断熱性能などの性能面にこだわることが重要です。
雪対策としては、屋根の形状や雪下ろしの方法などを考える必要があります。例えば、屋根の形状は、雪が滑り落ちやすいように傾斜をつけたり、雪止めを設置したりすることが有効です。
一方で、雪下ろしをすることを前提に考えた場合、安全に作業ができるよう勾配がほぼ無い陸屋根(ろくやね)にすることも考えておいた方がよいでしょう。合わせて、雪下ろし用のはしごが必要かどうかも事前に検討しておきましょう。
断熱性能としては、壁や窓などの断熱材の厚さや種類などを考える必要があります。また、窓についても複層ガラスやトリプルガラスなどの断熱性の高いものを選ぶことが有効です。
雪対策や断熱性能にこだわることで、安心・快適に暮らすことができます。
- 資金計画について
資金計画では、自己資金と住宅ローンのバランスを見極めることが肝心です。
自己資金は多ければ多いほど良いですが、物件価格の10~20%程度を用意しておくと安心でしょう。
ただし、マスターピースでは自己資金がゼロの方でも、住宅購入を叶えられた事例がたくさんあるため、まずは相談してみるのがおすすめです。
住宅ローンは返済期間や金利などを比較検討し、無理のない範囲で借り入れることが大切です。
大仙市でのマスターピースの施工事例
大仙市での新築の事例として、私たちマスターピースが大仙市でどういう家を建てているかをご紹介します。
マスターピースはお客様のライフスタイルや好みに合わせて自由設計できる注文住宅や、豊富な商品ラインナップの中から選んで建てられる規格住宅の建築施工を数多く手がけてきた地元の住宅会社・ハウスメーカーです。
また、グループ会社に不動産会社がある他、地元の不動産会社とも独自のシステムで連携していることで、大仙市での暮らしを知り尽くしたうえでの土地のご提案も得意としています。
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まとめ
このコラムでは、大仙市で家を建てるなら知っておきたいことをお伝えしました。
大仙市は自然や伝統、文化に恵まれた田園都市でもあり、交通の便も良いエリアでもあります。
また、大曲の花火という全国的にも有名な花火大会が毎年開催され、活気のある街でもあります。
大仙市で家を建てる際は、自宅からゆっくりと大曲の花火を楽しめるようなバルコニーや中庭を設ける工夫も楽しいかもしれません。
私たちマスターピースは秋田県内で約1,500棟以上の施工実績があり、もちろん大仙市での施工実績も豊富です。
建てた後も生涯安心のアフターサービスや保証も充実しています。
大仙市での家づくりをご検討したい方はぜひ、マスターピースのホームページをご覧ください。